初めての自作PC 組立て編
どうもこんにちは。トルモアです。
以前、PCを組んでみようと思い立ち、どんなパーツをどのように選んでいったかを紹介しました。最初は10万円以内で収めようとか思ってたのですが、あまり妥協はしたくないとパーツを選んでいった結果、OS込みで12万ちょいになってしまいました。
おそらく10万円が配られたから自作PCを作ろうと思っている方は、結構いるはず。それぞれの事情があることとは思いますが、少し余裕があるならこだわってもいいのかなあと初心者ながら思った次第です。
前置きはこのくらいにして、早速初めての自作の様子と、これから作るという人への注意点を紹介していきます。
今回使用したパーツ以下の通りです。
- CPU:Ryzen5 3600
- マザーボード:MSI B550 GAMING EDGE WIFI
- メモリ:DDR4 2666 8GB×2
- ストレージ:WD M.2 SATA 500GB
- グラフィックボード:GTX1660SUPER
- 電源:ANTEC 750W GOLD認証
- CPUクーラー:虎徹マークⅡ
- ケース:Thermaltake versa H26
無事に注文したものがすべて届き、いざ尋常に開始します笑。
①CPUをマザーボードに取付け
まずは、マザーボードを開封し、安定した場所に入っていた静電気防止の袋をしき、その上にマザーボードを置きます。
そして、CPUを取り付けるために、レバーを上げておきます。
CPUを箱から取り出し、マザボとCPUのマークを合わせて軽く載せ、ずれないことを確認したら、レバーを元に戻します。これでCPUの取り付けは完了です。
※ここでの注意
CPUは静電気に弱く、剣山のようにたくさんついているピンの破損する可能性があることです。予め静電気を逃し、細心の注意を払っての取り付けを行いましょう。
②CPUクーラーの取付
次はCPUにグリスを塗りCPUクーラーを取り付けていきます。
今回使うものを取り付ける際は、マザーボードについている部品を取り外す必要があります。そして、クーラーに付属のAMD用部品を取り付け、スペーサーを取り付けていきます。そこまで終わったらCPUにグリスを塗り、本体を載せねじ止めしていきます。
※ここでの注意
虎徹マークⅡのCPUが接する部分にはシートが付いているのでこれを剥がす必要があることです。私は完全に固定してからこのことに気づいたため、1度外して付け直すという手間が発生してしまいました。
また、グリスの塗りすぎやクーラーを取り付ける際に片側だけ先に締めず、水平になるように締めていくようにすることも重要です。
③メモリ、ストレージの取付
さて次は、データの読み書きに必要な2つを取り付けていきます。
どちらも手順書通りにつければ問題ないですが、注意することとしては、メモリを挿す位置とストレージを取り付ける時にシートを取り外すことです。
意外とメモリを取り付けるときは力が必要なため、壊れないか心配でした。
ここまでで、繊細な部分へのパーツ取り付けは終わりです。
次からは少し大掛かりな作業です。
④ケースに電源の取付
今回選んだ電源はセミプラグイン形式のものなので、基本的に必要な線は既についているものでした。そのため、ケースの底面の部分にそのまま電源を入れてネジで固定しました。
フルプラグイン形式のものを使う場合は、必要なケーブルを取り付けてから、ケースに固定した方が良いと思います。
⑤ケースにマザーボードの取付
いよいよ③まででパーツを付けていったマザボをケースに取り付けていきます。
裏側のケーブル類に注意しながら、ケースのアクリルバネルを開けた側を上向きに置きます。
今回のケースはスペーサーが全てついているタイプのものではないため、必要箇所に取り付けながら、9箇所ほどのネジを締めケースに固定しました。
ここでの注意点、というより全体の注意点ですが、マザーボードは非常に壊れやすいものらしいので、力を加えすぎてはいけません。ケースに固定する際もあまりギュウギュウと締めすぎないようにしましょう。
⑥グラフィックボードの取付
AMDのほとんどのCPUは、グラボが非搭載のためこの作業が発生します。ゲームや動画編集が目的の人は始めから付ける気でいると思いますが…
ケースによってさまざまですが、取り付ける位置のカバーを外しマザーボード側のスロットにグラボを取り付けます。今回私が使用したものはグラボ自体にカバーがないタイプでしたが、ついているものが多いようなので、外すのを忘れてスロットに無理に押し込まないようにしてください。
スロットに確実に差込んだら、ケースに固定してください。
⑦配線をしていく
さあ、組み立てもいよいよ大詰めです。ケースのスイッチやファン、グラボ、マザボ、電源をケーブルでつなぎ、ケース内におさめていきます。説明書を読み正しい位置につけるようにしてください。
※ここでの注意
ケーブルによっては硬いものや小さいものがありますが、ピンの位置を確認して、つけるようにしてください。無理につけてピンを折らないように!
見た目が綺麗になるように配線をするのは大変だなあと思いながら、今できる最善の配線をしました。タイラップなどで固定するのは、動作確認をしたあとにすることをお勧めします。
⑧動作確認
無事に全ての取り付け作業が完了したので、起動するかのチェックをしましょう。
緊張の瞬間です。カチッ、カチッ、ポチッ
ーーー ブーーーン
ファンが動き出した〜 LEDが光り出した〜
そして画面にはBIOSの画面がキター
無事に起動確認ができました。
初自作PC、初めての起動に一発成功!!
めちゃくちゃ感動です。
あとはパネルを閉めて完成っと。
今回は初めての自作ということで、途中で説明書をみたり、動画をみたりしながら、とにかく石橋を叩きながら組み立てていきました。なんども途中で手間取り、最後完成したときには開始から4時間近く経っていました。
チョットかかり過ぎたかなあと思いながらも、この手の機械の組み立て初めてだし、手際が良いわけではないのでしょうがないかなあ。
一度組み立てて要領もわかったので、次回組み立てる機会にはもっとうまくやりたいです。
以上で今回の組み立て編は終わりにします。これから初めて自作するよという方も、ベテランの方も楽しい自作ライフになることを願っています。
もし今回の記事が何かの役に立てば幸いです。(アドバイスなどありましたらコメント欄から、ぜひお願いします)
「ゲームだ。動画編集だ。暑い夏はデスクから離れんぞ!」と意気込むトルモアなのでした。